オカマだけどOLやってます

オカマOL日記第一弾

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オカマOLの人生(まだ半分も生きてませんがな)まとめました

(私の言う”オカマ”は性同一性障害のことを端的に表現するため
使用しています予めご了承ください

 

 

<幼少期>

わたしは、小さいときから親や周りが男の子に求める
理想像からかけ離れた趣味趣向をしていました。
例えば、ヒーローごっこや、サッカーや野球などには興味はなく
おままごとやお絵描きが好きでした

〈カミングアウト〉

14歳の夏学校のカウンセラーの先生にカミングアウトしました
説明が難しくて、椿姫彩菜さんの自伝本を見せ「これなんです」と伝えました。
すぐに状況を把握してくださり、担任の先生や関係する先生にも
連携してくださり、偏見することなく一人の生徒としてみてくださいました。
病院へも保険の先生が付き添ってくださり、家庭環境が複雑だった
私にとって先生方はわたしの心強い味方でした。

家族にカミングアウトして揉めたときは
担任の先生が家庭訪問してくださり
当時、わたしが嫌だったプールに参加したくないっていう気持ちを

家族に熱心に説明してくださいました。

今思えばすごく恵まれています。教師が生徒のいじめなどを
黙認するという内容のニュースがある現在では、
本当に稀な先生方に巡り合えたと思います。
そのおかげでこの後、16歳でホルモンを始めることができました。
本当に感謝しています。

〈アルバイト〉

この後いろいろ事情があり始めて社会でお仕事をすることになります。
その時したお仕事は小さな教材会社でのテレアポのお仕事です。
当時15だったので、その時の年齢では高い時給だったので応募しました。
少しメイクして、面接を受けました。改名前だったので
まだ男性の名前だったのですが
一文字消すと女性でも使える名前なので本当はだめだけど
一文字消した名前を履歴書に書き性別欄は空白でだしました。
面接には無事に受かりましたが、振り込み口座は男性の名前なので
本当のことをお話ししました。すると、そこの社長さんは
ニューハーフさんに寛容な方で、偏見せず受け入れてくださいました。
今、思うとすごくついてたと思います。

〈ホルモン療法開始〉
自宅が田舎で都市部にしか性同一性障害に対応する
専門の病院がなく、精神科のお医者様に診断書をもらうのに
半年ほどかかりやっとゴーサインがおり
16歳からホルモン療法を開始することができました。
(私が16歳のときに、ホルモン療法18歳から15に引き下げられました)
 
〈改名〉
ホルモン療法開始時期と同時に改名手続きも入りました。
家庭裁判所に申立書を郵送し
診断してもらい約一カ月で変更許可がおり
無事改名も済ませ女の子として生きやすくなりました。
 
〈お仕事〉
改名してからは性別を偽ってバイトを掛け持ちしていました。
夜行バスの受付やテレアポや事務などをやって生計をたてていました。
もちろんホルモン療法の費用も全部自分で負担していました。
 
〈現在〉
マイナンバーもはじまり、性別詐称は難しくなってきたので
面接時に戸籍上の性別で面接して今の会社に勤めています。
結構大きな会社だけどダイバーシティーという
企業の推進活動のお陰で、入社することができました
同僚に直接カミングアウトはしてないけど
上の人は知っているとのこと
 

 

以上簡単にまとめました。
詳細は徐々に書いていきます